海外医学部出身者が日本の医師免許が取得するまで
以前は厚労省に電話予約後、直接書類を提出できましたが、最近は出願者が増え、不備も多いため、まずメールで審査を受けてから対面で提出する必要があります。
→ 予備試験出願書類
→ 受験資格認定手続き(令和7年)
アドレス:shikennintei@mhlw.go.jp
テンプレート:
📁医師国家試験受験資格認定申込みシート
他の書類は厚生労働省の指示に従って準備してください。
書類は厚生労働省が審査します。正確に準備すれば、普通は問題なく通ります。
⚠️偽の書類(例えば、履修時間証明書)を出すとバレる可能性があります。最悪の場合、受験が禁じられることもあります。
予備試験の第1部試験は毎年6月にありますが、前年の秋から準備を始めると安心です。試験科目が多く、日本語の医学知識が必要だからです。
第1部試験が終わったら、第2部筆記試験(2部試験)の準備を始めれば十分です。2部試験が終わってから、第2部実地試験3部試験の準備を始めても間に合います。
第2部実地試験(3部試験)は面接試験で、医学知識だけでなく日本語での会話力も求められます。
3部試験に合格すると予備試験が全部終了し、希望する病院での実地修練(実習)が申し込めます。実習期間は11か月で、病院によって開始時期は異なります。私の病院では4月1日から翌年3月1日まででした。
実習中には、来年春からの初期研修をする病院を決める必要があります。医学部6年生と同じように「マッチング」に参加して病院見学や試験を受け、マッチングシステムで病院をマッチします。
実習中に国試も受験できます。申込時には「実地修練修了見込み証明書」を提出すればよく、実習終了を待つ必要はありません。合格発表前には「実地修練修了証明書」を追加提出する必要があります。
3月中旬に国試の合否通知が届き、合格していればすぐにマッチングした病院に連絡し、厚生労働局で医籍登録を申請します。これが完了すると医師として働けます。
4月1日から初期研修が始まり、日本で医師としての生活がスタートします!